080-1667-3105 |  メールにてお問い合せ
いわゆる舞台活動だけでなく、高齢者や障がいのある方と共にダンス作品を手がけてきた砂連尾理さんと職業、年齢、性別、障がいの有無、国籍、etc...をこえて、一緒にからだを動かし会話します。
また、今回はその場に臨床哲学者の西川勝さんを迎え、ワークでからだを動かすだけでなく、そこで発見した感覚を対話をしながら一緒に考え、ことばにしてみます。

日時/会場
■12月16日(日)14:00〜16:00
 せんだい演劇工房10-BOX box-5


■砂連尾 理 Jareo Osamu
大学入学と同時にダンスを始める。1991年より寺田みさことダンスユニットを結成。近年はソロ活動を展開し、舞台作品だけでなく障がいを持つ人やホームレス、老人、子ども達とのワークショップも手がけ、ダンスと社会の関わり、その可能性 を模索している。2002年7月「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」「オーディエンス賞」W 受賞。2004年度京都市芸術 文化特別奨励者。2008年10月より、文化庁・新進芸術家海外留学制度の研修員としてドイツ・ベルリンに1年間滞在。現在、音楽家・野村誠と新プロジェクトを準備中。立命館大学、神戸女学院大学、近畿大学、天理医療大学非常勤講師。
ホームページ: http://www.osamujareo.com/


■西川勝 Nishikawa Masaru
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。1957年、大阪市生まれ。精神科病棟での見習い看護師を皮切りに、人工血液透析、老人介護施設と職場を移しつつ、二十数年にわたって臨床の現場での経験を積む。その一方で、哲学を学び、看護の実際に即してケアのあり方をめぐる哲学的考察をおこなう。最近は、西舞鶴の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」で、ダンサーの砂連尾理さんと協働して「とつとつシリーズ」を開催している。主な著書として、『ためらいの看護』(岩波書店、2007年)など。