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こんにちは、演出家の谷賢一です。
劇作家や翻訳家、芸術監督なんかもしていますが、今回はイチ演出家として仙台へお邪魔します。

このワークショップでは、ちょっと欲張りですが、
俳優を目指す人にとっても、演出家を目指す人にとっても役立つ、
実践的な会話劇の立ち上げ方を扱います。

俳優は演出家の駒なのか?
いやいや、違います。自分の役を、自分で立ち上げる技術を持てば。
じゃあ、演出家は何をするのか?
演出家は魔法使いです。台詞を一行も変えずに、ぜんぜん違うシーンが作れます。

「身体的行動」をキーワードに、精神論じゃなく具体的に、
バキバキとシーンを組み立てるためのメソッドをご紹介します。
やり方さえわかれば簡単です。
戯曲の文字が身体の上で踊り出す瞬間を、一緒に楽しみましょう。

DULL COLORED POP 谷賢一

ガイド:谷賢一
ナビゲーター:鈴木拓

日時:2012年8月17日(金) 19:00〜21:30
       8月18日(土) 13:00〜18:00 *延長の可能性があります。
       8月19日(日) 13:00〜18:00
会場:せんだい演劇工房10-BOX box-1
場代:一般2,000円 学割1,000円 あるくと券1,500po(各回)
募集人数:20名程度 ※申込多数の場合は抽選となります。
内容:実践演技演出講座 フィジカルな会話劇の作り方


■プロフィール
□谷賢一 Tani Kenichi
1982年生まれ。作家・演出家・翻訳家。DULL-COLORED POP主宰。アトリエ春風舎芸術監督。日本劇作家協会・事業委員。日英の大学にて演劇学を学んだ後、劇団を旗揚げ。脚本家としては詩的で鋭利な台詞回しと構成の巧みさで高い評価を得ている。演出家としても、ポップに間口を広げつつ、文学的/演劇的な奥行きへ観客をいざなう絶妙のバランス感覚で、古典悲劇からミュージカルまで幅広い作品を手掛けている。近年では翻訳家としても頭角を表し、2011年には翻訳・演出を手掛けた『モリー・スウィニー』で演劇界の注目を集めた。近年の代表作に、DULL-COLORED POP『Caesiumberry Jam』(池袋シアターグリーン)、『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』(全国6都市)、世田谷パブリックシアター製作『モリー・スウィーニー』(シアタートラム)、テアトル・ド・アナール『ヌード・マウス』(赤坂レッドシアター)など。