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こんにちは、福澤です。舞台監督をやっております。
前回の講座では舞台監督の目を通して時系列に仕事の流れを解説し、
また舞台を支える様々な機器や部材を通じたテクニック等をお話しました。
これまでは座学中心で実際のイメージが難しかったと思いますが、
今回はそれを少しでも具体的に出来るよう、長塚圭史/伊藤達哉の協力も受け、
皆さんを僕が舞台監督として携わる葛河思潮社「浮標」仙台公演の仕込みにお連れしたいと思います。
皆さんお察し通り、特に我々スタッフは劇場入りすると「戦闘モード」になります。
何故なら限られた時間条件が厳しい・・・というか時間はあってもあっても足りないのが現場だから。
これは皆さんとも共通することでしょう。
そんな中で「講座どころか見学も難しいのでは?」と思われるかと思います。
はい、僕も初めての試みですし正直何とも言えません。
舞台監督として舞台での作業を監督し、カンパニーを統括せねばならないので、
何かあれば職務を全うしに駆け付け問題解決に動かねばなりません。
まずはそんなことも含めながらということをご了承下さい。
ただ、僕は既に現時点でこうカンパニーのスタッフに宣言しています。
「僕は仙台での仕込みではナグリの替わりにマイクを持って仕込み実況に廻るから・・・よろしくね」と。
どうなるかやってみないと分からないですが、ご理解のうえ興味ある方の
ご参加をお待ちしております。
当日は念のため動きやすい服装でご参加下さいませ。

By株式会社STAGE DOCTOR 福澤諭志

ガイド:福澤諭志 (株式会社STAGE DOCTOR)

日時:2012年10月11日(木) 17:00〜22:00
   2012年10月12日(金)  9:00〜17:00
会場:宮城野区文化センター シアターホール(仙台市宮城野区五輪2-12-70)
場代(各回):一般2,000円 学割1,000円 あるくと券1,500po
募集人数:20名程度 ※申込多数の場合は抽選となります。


■福澤諭志 プロフィール
宮城県仙台市青葉区出身。日本工学院専門学校卒業後、株式会社スタッフユニオンに入社し、大道具装置製作、劇場管理を経験。退社後、フリーとしての活動を経て96年に裏方互助会<至福団>を設立。Nylon100℃、阿佐ヶ谷スパイダース、シアターコクーンプロデュース公演、PARCOプロデュース公演などで舞台監督として活動する。また舞台装置プラン、特殊効果なども手掛け、プロダクトアドバイザー/舞台監修としても活動。07年に至福団を自主退団。09年に株式会社STAGE DOCTORを設立。11年7月開館した新劇場「CBGKシブゲキ」では劇場総監修として劇場計画および設計を手掛けた。最近の主な参加作品に、シアターコクーンプロデュース「シダの群れ」(岩松了演出作品)「タンゴ」(長塚圭史演出作品)「黴菌」(ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出作品)PARCOプロデュース「印獣」(宮藤官九郎作・河原雅彦演出作品)、阿佐ヶ谷スパイダース「荒野に立つ」葛河思潮社「浮標」(共に長塚圭史演出作品)Nylon100℃「ノーアート・ノーライフ」などがある。